My history Chapter-01
 宇宙に憧れる
小学生の頃,「宇宙大作戦」(スタートレック)というアメリカのTV番組を見て衝撃を受けました。
未知の生命体や異星文明を求めて旅をする宇宙船エンタープライズ号の勇姿…。個性あふれる乗組員たちによる,手に汗握る冒険物語と洗練された最先端のSFビジュアル…。
これがきっかけで,宇宙や未来に対する憧れの気持ちを抱くようになったのです。
これは私が中学校1年生の頃に描いたイラストです。水彩絵の具と色鉛筆を駆使して描きました。記憶を頼りに描いたので実物と違ってる部分がありますが御了承下さい(笑)。


 全天恒星図を愛読する

当時の愛読書(後に購入したもの)
中学生の頃,夜になると勉強もしないで星を眺めていました。屋根の上に布団をしいて星を見ながら寝ていたこともありました(マジで)。
特に熱中したのは星雲や星団の観測です。学校の図書室にあった 「全天恒星図」 にトレーシングペーパーを重ねてを手書きで写し取り(館外持ち出し禁止図書だったので…),それを持ち帰っては夜ごと目的の星雲や星団を探索しました。
特に熱中したのは 「銀河系外星雲」 の探索です。
なぜ銀河系外星雲に魅かれたのかというと,無数に散らばる別の銀河のどこかに未知の異星文明があるかもしれない…というロマンを感じたからです。
ちなみに,星雲や星団の観測には集光量の多い双眼鏡を用いていました。
(普通の屈折天体望遠鏡は星雲や星団の観測には不適切です)
目標の星雲や星団を見つけたときの感動は今でも忘れることができません。
夢中で空を見上げているうちに,やがて東の空が明るくなり…。おかげで学校ではいつもボーッとしているか居眠りをしていました。


 SF小説と出会う
ふと書店で手にした一冊のSF小説が,私の妄想癖を加速させるきっかけに…。
フレドリック・ブラウンの短編集 「未来世界から来た男」 です。奇想天外なショートショートストーリーが満載で,私の想像力をビンビンに刺激してくれました。
さらなる刺激を求めて別の本にも手を出し…気がつくとSF小説の虜でした。
ヴァン・ヴォークトの本も大好きでした。
その後,ありとあらゆる作家のSF小説に手を出し,いつしか私の心はヴァン・ヴォークトの本のタイトルのように 「時間と空間のかなた」 へ…(笑)。
SF入門期に出会った本


 松本零士にハマる
TVアニメの 「宇宙戦艦ヤマト」 をきっかけに,松本零士の存在を知りました。
こ…これぞ,俺の求めていた男のロマンだ〜っ!てなわけで,いろいろと読みあさりました。映画化されたメジャーな作品より,初期の短編集のマイナーな作品がお気に入りです。
個人的には 「セクサロイド」 が大好きです。
 男のロマン


 サイエンスな本を読む

ちょいムズ本
実は私は理数系の勉強が大の苦手でした。
得意だったらそれなりの道に進学して,宇宙開発の仕事に就くとか科学者として研究に打ち込む…なんて人生を歩むことができたんでしょうけどね。
そもそも,小学校の算数でつまずいた(早っ)のが敗因です…とほほ。
でも憧れだけは人一倍なので,こんなサイエンスちっくな本を読んでました。
それにしても…。
もう一度人生をやり直せるなら科学者かエンジニアになりたかったなあ…。


 「SFは絵だ」 に共感する
映画 「スター・ウォーズ」 の大ヒットの影響で世の中はSFブーム。書店でも私のSF魂を刺激するSFアートが氾濫していました。
野田昌宏(SF小説家)の名言 「SFは絵だ」 という言葉に共感しました。SF小説を読んで視覚的なイメージを抱くことの楽しさを示すと同時に,小難しい言葉を並べなくても絵でSFを語ることもできるんだってことに気付かされました。
SF好きなのに理数系苦手意識に悩んでいた私に一筋の希望の光が…。

SFビジュアル本が花盛り
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