Unknown Space
Episode-5 Close encounters
エピソード5:接近遭遇

Chapter-05 Solaris
Observation station

新たな発見を求めて,今日も宇宙探査船UnknownMan号の旅は続く。
ある日,表面をすべて海でおおわれた巨大な惑星に立ち寄った。
広大な海の上空には観測ステーションが浮かんでいる。しかし,なんだか様子が変だ。観測ステーションの科学者たちは,私たちの到着に難色を示している。いったい何があったというのか…?

突然,エピソード5の第5話のスタートです。
…って「第4話の続きはどうなっとんじゃい!」なんて怒らないで下さい。あとは,みなさんの想像におまかせっていうシステムになってますので…。
今回の作品は,スタニスワフ・レムのSF小説 「ソラリスの陽のもとに」 をイメージして描いてみました。ハヤカワ文庫の解説文では,「すみれ色のもやにおおわれ,ものゆげにたゆたう惑星ソラリスの海。だが,一見何の変哲もなく見える海も,その内部では………」 と表されている幻想的な世界です。
私は,映画より先に原作を読みました。深層心理をえぐるような重い人間ドラマに打ちのめされたような記憶が残っています。のちに,ビデオで映画版を見てみましたが,やはり重かったですね。


 【参考作品(Reference book)】
  「ソラリスの陽のもとに」 スタニスワフ・レム 《早川書房》
  「Solaris」 (1961) by Stanislaw Lem

観測ステーションはBryceのプリミティブオブジェクトにDoGAのパーツを組み合わせてモデリングしました。
UnknownMan号とともに,
Bryceにインポートしてレンダリングしました。

(2001/09/29)

Next
Gallery
Home