Unknown Space
Episode-5 Close encounters
エピソード5:接近遭遇

Chapter-03 Smoke ring
Floating jungle

新たな発見を求めて,今日も宇宙探査船UnknownMan号の旅は続く…。
ある日,ある未知の空域で,中性子星の周囲をとりまく巨大な大気の輪を発見した。乗組員たちはこの輪のことを《スモーク・リング》 と名付けた。
無重力のこの世界は,地球によく似た大気で満たされており,植物の密生した大小のジャングルがふわりふわりと浮遊している。

突然,エピソード5の第3話のスタートです。
…って「第2話の続きはどうなっとんじゃい!」なんて怒らないで下さい。あとは,みなさんの想像におまかせっていうシステムになってますので…。
今回の作品は,私の大好きなラリイ・ニーヴンのSF小説 「インテグラル・ツリー」 & 「スモーク・リング」 の世界を自分勝手に視覚化したものです。
あまりにも現実離れした世界なので,視覚化するにあたってはとても苦労しました。正直なところ,ハヤカワ文庫の表紙イラストの影響をかなり受けております。
なお,原作本の冒頭には科学考証にもとづいたスモーク・リングの説明図がついています。気になる方は本を購入して御覧下さい。
ジャングルの樹木は,Bryceにおいてピクチャを貼りつけた平面を多数組み合わせて造りました。
ちなみに,樹木のピクチャは,添景用の樹木画像(フリー素材)を2種類使用しています。立体感が出るように細工してあります。
Shadeでモデリングした宇宙船をBryce
にインポートしてレンダリングしました。

 【参考作品(Reference books)】
  「インテグラル・ツリー」 ラリイ・ニーヴン 《早川書房》
  「The Integral Trees」(1983) by Larry Niven
  「スモーク・リング」 ラリイ・ニーヴン 《早川書房》
  「The Smoke Ring」(1987) by Larry Niven

(2001/09/06)

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