Unknown Space Episode-4 Blue planet エピソード4:青い惑星 |
Chapter-04 |
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Storm |
突然の嵐だってへっちゃらだ。 波頭から波頭へのジャンプが楽しい。 小学生の頃の,ある夏の日,台風が接近中にもかかわらず海水浴に出かけました。 以前から約束していた海水浴だったので,何が何でも泳ぎたかったのです。 (じいちゃんに無理を言って連れていってもらいました) 誰もいない海水浴場で,じいちゃんと一緒に泳いでいると,少しずつ波が高くなってきました。 まさにこの作品のような海と化してしまったのです。 (子供の視点から見たので,波を大きく感じたのかもしれません) さすがの私も 「これはマジでヤバイ…」 と思い,逃げるようにして岸に向かったのでした。 そんな恐怖の体験を思い出しながら制作しました。 この作品のポイントは,なんと言っても海の表現です。 Bryceを使用しましたが,荒れ模様の海は初めてのチャレンジだったので戸惑いました。 地形エディタを用いて荒波を想定した凸凹をモデリングし,マテリアルを設定しました。 現実の波のでき方には法則があるらしいですが,そこまでは考えていません。 それらしく見えるように造ってみたのですが,どうでしょうか? 水しぶきの表現は3DCGでは難しいので,Photoshopで描き込みました。 (2000/05/29) |
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Mist |
突然の霧だってへっちゃらだ。 以前,瀬戸内海に浮かぶ○○島の職場に勤めていたことがありました。 ある日,濃霧のために定期旅客船が欠航となってしまい,仕事に行けずに途方にくれていました。 ところが,個人所有の小型運搬船が1隻出るという話を聞き,無理を言って同僚たちと便乗させてもらいました。 小さな船でしたので,臨時の乗客たちは船首に近い甲板に座っていました。 港は霧のために真っ白でしたが,船長さんの長年の経験とカンをたよりに船は進みます。 ある程度進んだところで,港から出たと確信した船長さんが船の速度を上げました。 船のエンジンが唸りをあげます。 その直後,霧の中から巨大な防波堤が姿をあらわしたのです。 「ぶっ!ぶつかるっ!」…思わず頭のなかでいろいろな思い出がかけめぐりました。 しかし,船長さんの素早い対応で,船は防波堤まで約10センチ(!)というところで止まったのです。 まるでアクション映画です。 原因は,船長さんが港のすぐ外にある防波堤を通り過ぎたと勘違いしていたことによるものでした。 今でも,顔面の引きつった同僚たちの姿が忘れられません。 (自分も引きつっていましたが…) そんな恐怖の体験を思い出しながら制作しました。 この作品のポイントは,難破船の表現です。 以前の作品に登場した潜水空母が難破船の正体なのですが,いかに壊れた感じを出すかに苦心しました。 Bryceのブーリアン演算でオブジェクトに穴をあけ,さらに格子のマテリアルを組み合わせてみました。 ボディを形成するプレートがはがれ,骨組みが見えているという設定なのですが,どうでしょう? もっと古びた感じが出せればよいのですが,今回はこれが限界でした。 (2000/06/07) |
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Reef |
岩礁地帯で休憩だ。 若い頃は,夏になるとほとんど毎日のように近所の海に泳ぎに行ったものです。 (ほとんど中毒でした) そんな私が大好きだったのは,岩場や防波堤の近くで潜ることでした。 砂浜では見られない魚たちがたくさんいて,潜るたびに新しい発見がありました。 さらに,体中をツンツンとされる快感…!?。 (じーっと漂っていると好奇心旺盛の小魚たちが口先でつついてくるのです) とにかく,岩場はおもしろいところです。 Bryceの地形エディタを使って岩礁を造ってみました。 岩と砂のオブジェクトは別々にモデリングして組み合わせています。 レンダリングもBryceです。 (2000/06/07) |
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