Unknown Space
Episode-1 Unfinished Dream
エピソード1:見果てぬ夢

Chapter-02


Construction-2040


さらに20年…。って20年間も何をやっとったんや!なんて言わないように。
七宝山という美しい自然を破壊するのはけしからんというわけで,某環境保護団体からの抗議を受けたり,過激な活動家による工事現場爆破事件が起きたり…。
一段落したと思ったら,某宗教団体の施設とカン違いした地域住民からの反対運動が起き,宇宙基地の建設であることを説明しても,誰も信じてくれず,怪しい宗教団体の教祖としてマスコミからも叩かれる始末…。
そんなことをやっているうちに20年という月日が流れてしまったわけで…。
ようやくトラブルも解決し,建設工事が再開したってわけ。
ちなみに,図面を見ている男は息子。年老いた私の代わりに工事現場の責任者となっている。このプロジェクトのために創設したハイテク会社の社長でもある。
肝心の私は何をしているのかって?実は…。

基地はShadeでモデリングし,Bryceにインポートしました。格子のマテリアルによって建設途中の雰囲気を表してみました。ユンボ(パワーショベル)と基地の上部にあるクレーンは,Shade用の3Dデータ集《車の森》のオブジェクトを利用しています。
人物はPoserです。


(2001/03/24)


Construction-2060


さらに20年…。って20年間も何をやっとったんや!なんて言わないように。
実は,年老いた私は体調を崩し,大手術を受けたり長期の入院生活を送るなど,いろいろと大変だったのだ。
なんのかんの言っても,もう100歳を迎えようとしている老人なのだから…。でも,いくら平均寿命が延びているといっても限界がある。
果たして私の生きている間に宇宙船基地は完成できるのだろうか?老いという壁を前に,私の野望は夢と消えてしまうのか…。
工事が中断したまま,今日も日が暮れる。

基地はShadeでモデリングし,Bryceにインポートしました。格子のマテリアルによって建設途中の雰囲気を表してみました。


(2001/03/24)


Unfinished Dream


ある日,年老いた私は入院中の病院から抜け出し,建設現場にやってきた。
完成まであと何十年かかるのやら…。
宇宙船基地だけでなく宇宙船の設計や建造というプロジェクトも手付かずの状況だ…。
ああ…夢半ばにしてこの世を去らねばならないのか…。見果てぬ想いを心に秘め,静かに星々を見つめる私…。
…よし,あの方法しかない…。
私は決断した。

基地はShadeでモデリングし,Bryceにインポートしました。格子のマテリアルによって建設途中の雰囲気を表してみました。
老人と化した私はPoserフィギュアです。Bryceにインポートしてレンダリングしました。

(2001/03/29)

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