Unknown Space Analog works Handmade work was produced at a young age. SF & Fantasy Illustration |
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The Sound | |
(1979) | |
高校生のときに描いた作品です。 A.E.ヴァン・ヴォークトのSF短編集 「終点:大宇宙!」 の中の一編 「音」 の一場面です。 当時の私は海外SF小説にハマり,日々読みあさっていました。 当時の愛読書 特に私の心に響いたのがA.E.ヴァン・ヴォークトの 「音」 という作品でした。 詳細については 《倉田わたるのミクロコスモス》 というWebサイトで的確に紹介されていましたので,引用させていただきます。倉田様,ありがとうございました。
作品のタイトルの 《音》 とは,造船所全体を包む微かな音のことを意味しています。 スリルとサスペンスに満ちたストーリーに私は手に汗を握り,読み終えた時には感動のあまり,しばらく放心状態でした(笑)。 個人的に映画化してほしいSF小説ベスト10の上位にランキングされるほどのお気に入りです。 とりあえず自分でビジュアル化してみよう!ということで絵を描いたわけです。 絵の場面は,イェーヴド人スパイとの戦いを終えた少年が夜明けの街を見下ろし,大人になって 《船》 の乗組員として旅立つことを夢見ているところです。 地球なのになぜ月が2つ描かれているのかといいますと…今となっては思い出せないのですが…たぶんオリジナリティを出したかったのかと…(苦笑)。 ちなみに,このシチュエーションは後の私の作品に多大な影響を与えており,3DCGで描く宇宙港シリーズなどには,憧れの眼差しで宇宙船を見つめる少年の姿がしばしば登場します。 etc |
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