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Keshima
(2012/05/04)

シーカヤックで今治西側:2012/04/23シリーズ 〈No.14〉
航海記録20120423

ここで怪島(けしま)についてのウンチクを…。
昔々,怪島は海賊たちが根城としており,沖を通る船を襲うことがありました。
そのため,「怪しき者」 が棲む島として 「怪島」 と名付けられました。
戦国時代には伊予の豪族・河野氏の将神野左馬允が出城を築いて島全体が要塞となり,来島水軍の西の支城としての役目を果たしました。
しかし,1585年に豊臣秀吉の四国征伐の命を受けた小早川隆景の軍勢に滅ぼされました。
島内には今でも古井戸や桟橋の跡などが残っています。



というわけで,遺跡を求めて島内を探検してみました。
が…しか〜し,周囲は断崖ばかりで道などどこにも見当たりません…。
仕方なく北側の岩場から上に向かって登ってみたのですが,密林に行く手を遮られ,どうにもこうにもにっちもさっちもいきません…。
後で調べてわかったことですが,遺跡の調査はずいぶん昔に行われたことらしく,それ以降は人が足を踏み入れることはないとのこと…。
どおりで密林になっているわけです。





足を滑らせたら崖を転がり落ちて海に真っ逆さまっていうシチュエーション…。
かなり無謀なことをやっております。









ん…なんだか風が強くなってきたぞ…。
ひえ〜っ!白波が立っているではないですか〜っ!
普通ならカヤックでの出艇は見合わせるような海の状態になってしまいました。
のんきに島内探検やってる場合ではありません。
ただちに島から脱出して帰途につかねば…。




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