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Sunokawa
(2009/10/24)

愛媛の須ノ川海岸:2009/08/17シリーズ 〈No.24〉

このシリーズもいよいよ最終回です。
気がつけば10月の後半になっていましたね…。
撮影枚数が膨大だったため,なかなか終わることができなかったわけですが,ようやく区切りをつけることができそうです。
でも,これが終わっても別の海で撮影した画像が大量にストックされているんですよね。
へたすると来年の夏までひっぱるかもしれませんので気長におつきあいください(笑)。

早朝に自宅を出て夕方まで1日中たっぷりと須ノ川の海を堪能しました。
この夏の前半は悪天候に泣かされましたが,ようやく夏らしい休日を過ごすことができました。
さてと,シャワー浴びて着替えたあとは近くの温泉 《ゆらり内海》 で疲れを癒やして帰ろっかな〜っと♪
満足感にひたりつつ海を後にして駐車場に向かう私…。
しかし,この後とんでもない悪夢が…。

車のキーを………あれ?キーは?え?うそ?なんで?

うろたえる私。
バッグの中にあるはずの車のキーがない…なぜ?どうして???
もしかしてバッグを置いていた海岸に落としたのかも…。
他の客に悟られないように,冷静を装いつつ海岸に戻って探してみましたが見つかりません。
まさか海パンのポケットにいれたまま泳いでしまったのかも…。
この後,波打ち際や駐車場やキャンプ場など,自分が立ち寄ったと思われるいろんなところを捜索しましたが結局のところ見つかりません。
ちなみに,携帯電話も財布も車の中なのです。
海パンいっちょで右往左往する私。

そんな私に声をかけてくる到着したばかりの家族連れのオヤジ。
「海岸へはどういけばいいのですか?」
今晩キャンプして明日遊ぶ予定だと思われ…。
「なんでワシに聞くんや!今それどこでないんや!空気読めよ!」
と心の中で叫びつつ,「そこの道を海に向かって行って堤防に出たら右に曲がって…」
と,優しく笑顔で答える私。
なんていい人なんだ(笑)。

でも,いつまでも途方に暮れているわけにはいきません。
明日から仕事なので何が何でも今日中に帰らないといけないのです。
ふらふらとキャンプ場の売店に入り,受付のおばちゃんに泣きつく私…。
恥ずかしそうにモゴモゴと事情を説明し,電話を借りてJAFに連絡をしました。
実は長年JAFの会員でありながら,これまで全く救援を依頼することがありませんでした。
年会費がもったいなくなったので11月の更新をやめて脱会しようと思ってたんですよね。
入っててよかったあ〜。
約30km離れた宇和島市内から来てくれるということになりました。

約40分後,JAFのトラックが到着。
おっちゃんに事情を説明してとりあえず車のドアを開けてもらいました。
携帯電話と財布を取り出し,ほっと一息。
で,映画みたいに配線いじってエンジンかけられないのか聞いてみたところ,最近の車はセキュリティーがしっかりしてるから無理とのこと。
とにかく自宅からスペアキーを持ってこないことには話にならないわけです。
売店のおばちゃんが,以前キャンプに来ててキーをなくした大阪の人が自宅から宅急便で送ってもらったことがあるよ…って言ってたので,レンタルテントを借りて1泊して…なんて考えてみたけど,やはり仕事のことがあるので,車をここに置いたまま今日の所は自宅に帰ることにしました。
JAFのおっちゃんに相談したら宇和島駅まで乗せていってくれるとのこと…。
ありがたいことです。

で,駅まで行って切符を買うわけですが,運賃ケチって鈍行で帰ろうとしたけどとんでもない時間がかかるとわかったので仕方なく特急を利用することにしました。
宇和島から松山まで特急で1時間…。
さらに乗り換えて自宅近くの駅まで特急で3時間という行程です。
へとへとになりながら帰宅したのが午後10頃。
さっそくスペアキーを…と引き出しを開けてみたのですが…ない…。
え?なぜ?どうして?
ここにあるはずなのに???

さらなる悲劇の始まりでした…。

《新シリーズへつづく》
http://unknown-man.digick.jp/R/g-b-ph-17/b-ph-20091105.html



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