Soul
(2003/02/20)

かつて 「魂の色は 《青》 である…」 と語った一人の画家がいました。
その画家の名は,パブロ・ピカソ…。
友人の死に衝撃を受けたピカソは,青を基調とした絵ばかりを描くようになります。
そんな自分を見つめて描いた 《青の自画像》 は,彼の魂の叫びともいえます。
ところで,この世を去った魂が帰る場所ってどこなのでしょう?
空?
それとも宇宙の彼方?
いいえ。
それは海にあるのです。
地球上に生命が誕生した青い海こそ,すべての生命の魂が帰る場所なのです。
青の時代のピカソは,青く沈んだ眼で,遥か遠くの海を見つめていたにちがいありません…。




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